まだ(実際に何から始めたらよいのか判らない?)、とお考えかも知れませんね。
そう悩まれるのも仕方ありません。立場によって、視点が異なるからです。一度に全方位で取組むのではなく、それぞれの立場で当面する課題の解決へ向けての取組みから始めてください。
事業の持続性確立の基盤づくりとなる「ライフサイクルコスト(LCC)の軽減化」に向けては、直ぐに最終の結果を得るものではありませんが、誰がどのような課題解決に向けての必要性を確信するかが重要な点です。
実際に取組みをスタートすると、シミュレーションによって「見える化」ができ、LCCへの取組みがいかに価値あるものかを実感できます。
それだけではなく、導入時のイニシャルコストや改善スタート時からのランニングコストの低減化においては、直ぐに結果を得ることもできます。
エネルギーの熱利用が顕著な調理施設を併設する事業所は数多くあり、特に厨房における改善の必要性が注目されています。
例えば、介護福祉施設・医療機関・学校給食・ホテルなどの大量調理、社員食堂、外食店舗の厨房などにおいてはコスト低減化が必須課題となっています。
施設において、設備が老朽化していたり、何らかの理由で合理性のない厨房環境であったりすると、調理の加熱ロス、空調換気ロス、給水・給湯ロス、維持管理ロス、時間ロス、調理ロスなどが複合的に重なりあい、多大なコストを浪費していることになります。
その結果、収益の減少や作業環境の悪化による就労定着率の低下、食品への異物混入や食中毒など衛生管理上でのリスク拡大により、事業活動に多大な影響を及ぼすことにもなります。
LCC改善施策を実行することにより、隠れていたロスやムダを省き、社会的評価と密接に関わる安全・安心の衛生環境達成にもつながります。そして、なおかつ安定したクオリティ展開でのバリュー維持や市場競争力を保つこともできます。
一方、事業の安定した継続には、自然災害など、いつ発生するか分からない未知リスクに対する備えも必要です。それらを恒常的な事業活動の一環として取り組むためにサステナビリティの手法(事業活動の持続に向けた多面的な取組み)が有効施策となります。
事業活動は、1〜2年先だけを視野に入れている訳ではありません。どの事業でも、10年、15年、あるいは未来永劫に発展継続したいはずです。
事業の持続性確立は永遠のテーマかも知れません。でも、未来のことだからといって何もしないのでは、持続性の確立は永遠に叶えられません。
目前の対処施策だけに留まることなく、LCC軽減や安全・安心環境の保持、BCPの取組みなど具体的で実施可能な改善施策として「サステナビリティサポート」をご提案します。
より詳しい内容については、お気軽にお問い合わせください。